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手軽に出来る地震対策 「耐震シェルター」とは?詳しく解説

はじめに

近い将来必ず起こるとされる南海トラフをはじめ、地震大国である日本では、

家族や住まいを守るための地震対策は欠かすことができません。

耐震補強工事を行いたいけれども大掛かりな工事となり、工事費用や工期の面からなかなか手が出せないという方が​多いのも現状です。

そのような方におすすめなのが「耐震シェルター」です。

​耐震シェルターは手軽、かつ有効な地震対策として近年注目されています。



耐震シェルターとは?

耐震シェルターとは、一言でいうと地震による家屋の倒壊から身を守るためのとても頑丈で大きな箱です。

耐震シェルターにもいくつか種類がありますが、それぞれ詳しく紹介します。


ベッド型

ベッドの周りを保護する耐震シェルターです。

鋼鉄製のフレームでベッドを覆うものや、小部屋のようなシェルター等様々なものがあります。

めいぷるリフォームが制作するベッド型シェルターは小部屋のようなイメージのシェルターです。

大掛かりな工事を必要としないため、工期は約1日となります。

テーブル型

一般的なテーブルは耐荷重があまり高くないため、建物が倒壊したときには身の安全を守ることができません。

テーブル型シェルターの場合、通常のテーブルと比べはるかに頑丈に作られており家屋の倒壊にも耐えることができます。

めいぷるリフォームが制作するテーブル型シェルターは強度を確保するため足部分には9cmの角材を使用し、鉄製の金具で補強しております。

また、できる限り避難スペースを確保するために4~6人程で食事ができる大型の天板を採用しました。

部屋型

部屋の中に木材やパネルで補強された一回り小さい頑丈な部屋を作る形のシェルターです。

1部屋丸ごと安全なシェルターにすることが出来るため、備蓄のための食料や非常持ち出し袋をシェルター内に準備しておく事で避難準備を迅速に行えます。



押入れ型

押入れ型シェルターは押入れの下の部分に収納できる小型の耐震シェルターです。

地震でふすまが開かなくなる危険があるため常に外しておく必要があります。

小型のため二人用となりますが、押入れに収納するため邪魔にならず、比較的安価なため手軽に複数箇所設置することができます。

小型で場所を取らないため部屋の隅に置いておくのも良いでしょう。


耐震シェルターのメリット

費用を抑えられる

耐震シェルターの1番のメリットは「通常の耐震補強工事よりも費用を抑えられること」です。

通常の耐震工事の場合、補助金の無い昭和56年以降の住宅では100万円以上かかってしまい、耐震工事を諦めてしまう方も少なくありませんが、耐震シェルターの設置は耐震工事に比べ少ない負担で行えます。


工期が短い

一般的な耐震補強工事では補助金の申請で数ヶ月、工事が始まってからも2週間から3週間、規模によっては1か月以上かかる場合もあり完工までに長期間かかります。それに対して、耐震シェルターは補助金等の申請もなく、施工が簡単なため1日〜2日程度で工事が完了します。


地震によるダメージを受けない

家屋そのものを補強する耐震工事の場合、大きな地震が起きると必ずダメージを受けます。

現在の耐震基準は震度6~7の地震に一度耐える事となっており、あくまで命を守るために避難する機会を得る事が主な目的です。

しかし本震クラスの地震が短期間で複数回起きた事もある南海トラフにおいてはそれでは不十分かもしれません。

耐震シェルターは何度地震が起きてもダメージを受けない点も大きなメリットです。



耐震シェルターの欠点

このように耐震シェルターには大きなメリットがありますが、欠点も存在します。

ここでは耐震シェルターの欠点について紹介します。


安全が確保できるのはシェルター部分のみ

耐震シェルターの欠点といえばこれに尽きます。

耐震シェルターでは家全体の耐震性を高めることはできません。

そのため大きな地震が発生した場合、シェルター以外の部分は倒壊してしまう危険があるのです。

また、耐震シェルターから離れた場所で地震が発生した場合、逃げ込む時間が無い場合もあります。


欠点を補うために

緊急地震速報が鳴った時、耐震シェルターの近くに家族全員がいるとは限りません。地震が来るまでの間に逃げ込めるよう家の中の数か所、可能であれば全部屋に設置することが望ましいです。

リビングにはテーブル型、各部屋にはそれぞれに合ったシェルターを設置する事で家のどこに居ても身を守る事が出来るでしょう。


さいごに

今回は耐震シェルターについて詳しくご紹介しました。


家屋の倒壊から命を守ってくれる耐震シェルターは防災において高い効果が期待できます。

また、耐震シェルターは比較的費用も安く、施工期間も短いため、耐震補強工事に費用をあまりかけられない方におすすめの耐震対策です。

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