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避難所では「食料不足」が常態化

 

■ 避難所=食料確保は誤解です

「避難所に行けば最低限の食事は得られる」とお考えの方も多いかもしれません。しかし、大規模災害発生時にはその想定は非常に危険です。


  • ほとんどの避難所で食糧不足の問題が発生

  • 道路の寸断や交通麻痺で、備蓄倉庫から物資を運べないケースも


そのため、発災から2〜3日は、食料や飲料水が全く手に入らないという事態を想定しておく必要があります。また、断水により水の確保が極めて困難になることも予想されます。

■ トイレ環境も深刻

トイレも避難生活における重要な課題の一つです。

  • 水道の停止や配管の損傷により、自宅・避難所ともにトイレが使用不能になる可能性があります

  • 仮設トイレの設置には、早くても3日、長ければ2週間程度かかることも珍しくありません

災害時のトイレ対策として、携帯トイレや簡易トイレの備蓄も推奨されます。

​備蓄は最低3日分以上

■ 最低3日、可能であれば1週間以上の備蓄を

大規模災害時、発災直後の72時間(3日間)は「人命救助」が最優先となり、物資供給や避難所支援は後回しになります。


このため、少なくとも3日分、可能であれば1週間以上の備蓄が必要です。

■ 各ライフラインの復旧目安

ライフライン

復旧までの目安

電気   

約1週間  

水道   

約3〜4週間 

ガス   

1か月以上 

※上記は一般的な目安であり、地域や状況により異なります。

電気が比較的早く復旧するため、電気ポットやIH調理器の備えが有効です。一方、ガス復旧には時間がかかるため、カセットコンロやボンベの備蓄が不可欠です。

■ ローリングストックで効率的に備蓄

「非常時のために買い置きしておく」のではなく、「日常生活の延長として備蓄する」という発想が「ローリングストック」です。

▷ 方法:

  • 普段より多めに食品を買い置く

  • 使用した分はすぐに補充する

  • 賞味期限の近いものから順に消費していく

これにより、常に新鮮で消費可能な備蓄を保ちつつ、非常時にも日常に近い食生活が可能になります。

緊急時こそ、普段の備えが命を守ります

備蓄の目的は「被災後すぐに命をつなぐこと」と「避難所の混乱を避けること」です。


あらかじめの備えが、家族や大切な人の安全と健康を守る鍵となります。

1週間分の備蓄品(大人2人分)

南海トラフ巨大地震が発生した場合、電気・ガス・水道のライフラインは長期間遮断され、

食料や日用品なども普段のように購入することは困難となります。
1週間分以上の水や食料、生活必需品を備蓄する事が推奨されています。

備蓄品は多いに越したことはありませんが、大人2人×1週間分で以下のようになっています。

 
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その他、家庭の状況により粉ミルクや介護用品、ペット用品など

 

非常持出袋を準備

津波や土砂災害の危険がある場合、火災が発生した際にはすみやかに避難する必要があります。
避難時に持ち出す品を探したり、悩んだりして時間を使うことの無いよう、最低限持ち出す品をリュックに詰めて常に準備しておきましょう。

 

​非常持出袋の一例

  • 水・食料

​貴重品

  • 現金・​保険証・免許証

  • 預金通帳

  • 印鑑

 

生活用品

  • 乾電池・モバイルバッテリー・ヘッドライト

  • マッチ・ライター

  • ​雨具・軍手・給水袋

  • ​スリッパ

衛生用品

  • マスク

  • 救急セット

  • お薬手帳・服用薬

  • 簡易トイレ

  • 着替え

  • ​除菌シート・歯ブラシ

 

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